始まりと終わり

何となく今日のテーマ。タロットの＜世界＞のカード。

カードの意味は、終わりは始まり。ゴールは根源に辿り着くこと。ゴールすることは、何故始めたかに気づくこと。まっすぐに根源を見通すことが出来て、なおかつ周りが見えること。ゴールすることで、ほんとの始まりに気づくこと。

なのだそうです。

そういえば、萩尾望都の漫画の解説のひとつを「陰陽師」の岡野玲子さんが書いていて、そのなかで、中国での「好、了、好、了」（ハオ、リャオ、ハオ、リャオ）と言いながら歩いてくるおじいさんの話があった。その人にどういうことかと訊くと、つまり「良い（好）は終わる（了）、終わるは良い、という事で、〈良い〉のためにはすべからく〈終わる〉でなければならん。

とのことだそうです。

終わらせるのは怖い。でも、終わらせない方が本当はもっと怖い、のかもしれない。

無意識にわざと終わらせないようにしてることって、実はいろいろありそう。