こころの風邪

日曜日にNHKスペシャルで鬱の治療現場のドキュメンタリーをやっていてなかなか興味深かった。

鬱治療の現場での薬の投薬による副作用の多発への見直しと、治療への適正な診断や誤診の危険性なんかについてやってたんだけど、薬って怖いなぁと思いつつも、薬を飲まないという選択が出来ない人の苦痛について改めて考えた。私の友達に臨床心理士をやってる人がいるんだけど、その人についても大変な仕事を選んだもんだと改めて思ったのでした。

あと、先生の判断力や知識や治療への熱意によって全く結果が違ってくるというところも、これは医療に限らず、頼る人に判断力のあるかないかで天国と地獄の分かれ道だなと思ったのでした。
 
最近ビジネス関連の本を読んでいてあったのが、ビジネスでも何でも長期的にうまくやって行ける人は日々の判断を素早く的確に行っていて、その積み重ねが成功につながって行くらしいのだけど、ここにもそれが当てはまるのかなとか。

なので、人生にも関わるような大切な事柄で自分が判断出来ない事柄である場合、いかに関わる人が的確に判断出来るかを見極めないとほんと危険やな。。。

そのためにも、色んな意味で日々勉強とリサーチやなぁと思ったのでした。

でも、病気の人にそれを求めるのが無理だから、行政がきっちりしないとね、というのでNHKスペシャルは終わってましたけど。

色々考えさせられた。

この番組に付いてのブログもいくつかあって、実際治療をしている人にとってはわりと常識で知っている内容みたいな意見もあったんだけど、実際自分や身近な人でそういう治療をしている人がいないばあい、やはりそういう情報はほとんど入ってこないよな、という意味でも興味深い番組だった。