白い狼

vitamin222010-03-30

夢を見た。
崖の多い森にいる。
後ろには父母弟がいて(たぶん)、隣には実際にはいない自分の兄がいる。
猟に来ている。
ふと見ると、正面の崖の上に巨大な白い狼がいる。
本当は殺したくないのだが、他の人の手にかけさせたくなくて私が撃つと言う。しかし手に持っていたはずのライフルがない。
兄が撃とうとした瞬間、狼がこちらに駆け下りて来る。
巨大。私と同じぐらいの頭の高さ。
そして私の手をそっとくわえる。
視界は毛皮で塞がれていて、手は甘噛みでそっと柔らかくくわえられていて心地よいのだが、周りがパニックに陥って撃ち殺そうとする。
今考えてみると、これはこれでエロティックな感じだな。
直感的に殺してはいけないと思う。
制止しようと、必死に「これは私が知っている人だからやめて!!!」と叫び、狼に抱きついて号泣する。
記憶もないのだが、何か強い想いがこみ上げて来たところで、目覚め。

起きてみると、涙に濡れている訳でもなく、清々しいような不思議な気分でした。

映画みたい。