Fantastes

今読んでいるのは、ジョージ・マクドナルドのファンタステス。子供の頃にこの人の本を読んで、ファンタジーが大好きになった。手に取った動機はハンバーガー屋さんと同じ名前だったからなんだが。（苦笑）
幻想的な世界にどっぷりはまれるのは、きっと一つは情景描写がほんとうにリアルだからかな。リアルというのも、ビジュアル的に生々しいというよりは本当に主人公の目を通して感じた世界が、憧れや恐怖やいろんな感情なんかも含めて描かれていて、ほんとに自分がそこにいる気分になってくるので好きなのでしょう。電車での10分が一瞬にして妖精の世界に変わってしまう。

ゆっくりかみしめながら、何回も読める本。

子供の頃に読んだマクドナルドの本のひとつでは、産まれる季節によって腕のかわりに生えている羽の色が違っている女の人たちが出てくる詩が載っているお話があって、秋生まれは薄い紫だった。私も秋なんで紫の羽が生えてるところを何回も想像したりしてたなー。