エンケンバンド

今日は京都でボロフェスタを見てきた。

雄叫び系が多かったので、私的にはまあまあといったところだったけど、今回初体験の<溺れたエビの検死報告書>は面白かった。全員エビっぽいかぶり物で言葉を一言も発せず現れて去って行った。パフォーマンス的部分がかなり面白かった。かぶり物も目とか光ってたし造りもかなりしっかりしてて、かなり手の込んだものの様子。これからどんどん面白くなりそうです。
モユニジュモはかなりファンなので、何やっても面白いみたいなところはあって。でもこの人は今回よく見てると、実はもともとはヒップホップな感じのいわゆるラップをやりたい人だったのかなと思った。私の中では全く別物になってて、そこが好きなんだけど。

そして大トリの遠藤賢二バンド、強烈なロケンローのおじさん。今年デビュー35周年とのこと。私はよく知らなくって、実はあまりの爆音に途中で立ったままうとうとしてしまったけど(汗)少なくとも<自分の魂に発信>してるかっこいいひとやった。

というのもそれまで一人でもギュインギュインいってたのが、アンコールでは夢を追う人を応援するバラード*1で、絞り出すような声と歌詞に、はからずもむっちゃ感動させられてしまったので。



歌に私の芯みたいなものをぐいっとつかまれて二三回振り回されたような気分。何かを確実にもらった気がする。すごかった。最後までみて良かったー。いいものが見れました。

*1:ちなみに歌ったのは 『夢よ叫べ』でした。