天才がはまり込む<ゾーン>

松本紳介http://homepage2.nifty.com/nepper/goraku11.htmlという深夜番組を見ていると、イチローは実は彼が最近やぶった記録を昔達成した野球選手の生まれかわりなのだ、だからメジャーリーグであんなに活躍できるのだという話から天才はやっぱり天才なのだという話をしていた。
(ちなみに、その大リーガーが死んでから7か月後ぐらいでイチローは産まれてるらしい)
どんなスポーツもそうだけど、野球も、打てる人はなぜか打てるし打てない人はすごい練習してても打てない。

で、天才っていうのはつまり<ゾーン>にポコッとはまり込んでしまえる人なのだそうです。

紳介も、番組の本番でときどきすごい冴えてて自分で言ってる実感が無いけどすごいおもろいことを言いまくってるときがあるらしい。後で自分でその番組を見てもつい笑ってしまうんだそう。自分で考えて言った訳じゃないから。

サッカー選手も、ゴールするときっていうのは狙っても入るもんじゃなくて、入るときっていうのはたいていは何も考えてなくて打って入っちゃう。だから入った後両手を挙げてウワーって走り回るのは、俺はやったぜっていうアピールじゃなくて、自分のゴールに自分で驚いてるかららしいです。(笑)

で、そういうときっていうのは、そういう<ゾーン>に自分がはまり込んでる状態でねらって出来る訳じゃないらしい。

私が好きで熟読してた「エースをねらえ」の漫画でもそういうのがあったなあ。

「完全な集中は完全なリラックスとともにある」
つまりはそういう事なのかなと。

あと思い出すのは、
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」
なんで勝ったか判らないで勝つということは往々にしてあるが、理由が判らず負けるということはない。これは、あんまり関係ないか。

ふむぅ。でも、そんな不思議な状況を一度でいいから体験してみたいなぁ。

でも、思うにこれは日頃からその何かに集中しているからこそ出てくる、更に一歩上の状態なのかなという気がする。未だに自分探しとかいってふらふらしている私には、まだまだ遠い道のりなのかも。

しゅん。