波多野敦子さんを観に

今日は私がよく観に行くP-shirtsというバンドの、ボーカルさんとよく一緒にステージなどもしている波多野敦子さんの一人チェロを聴きに、天満のカフェ閑花(かんか)まで。

最初に彼女のチェロを聴いたのが、去年の暮れに大阪ミナミの島之内教会というところでやったイベントの出演者としてだったんだけど、ちょっと遅れ目で行ってドアを開けたらまさに演奏真っ最中で、その低い音が耳にというより胸にどーんと響いた。
そのときは他の弦楽器とピアノとで違う構成だったんだけど、なんだか足の先から頭のてっぺんのもっと上までゆっくりなでられた気がして、そのちょっと前に発売したファーストアルバムを即買いしたのでした。

で、また聴きに行ってみたいなぁと思っていたので、ちょうどうちの近所だしということで行ってみることに。

前半はアルバムにも入っていた曲、後半は即興で、チェロのソロってどんな感じなんだろうと思っていたけど、楽器を手や弓でたたいたり片手でピアノを弾きながらの演奏とか色々面白かった。透き間がいっぱいあるのでそれが逆にリズムを奏でたり、何も無いという伴奏になっていたり。

即興は高まりをずっとキープするというものではなかったので、個人的にはもうちょっとがっつりきて欲しかったけど、あの私の好きな音がずっと流れていたのでとにかく嬉しかった。

プロフィールなどを観ていると、mama!milkのレコーディングやEGO-WRAPPIN'のライブに参加したり、トウヤマタケオさんとよく一緒にやったりもしているようです。チェロは独学とのことで、(バイオリンをずっとやっていた)そのあたりに私がひっかかる音の秘密があるのかも。

クリスマスには三重奏をやるらしい。行きたいなぁ!

しかし、このライブ当日待ち合わせに遅刻して、友人を15分程路頭に迷わせてしまいました。レーコちゃんごめんね。またお茶しましょう。