ウエルカム2005コンサート

今日は岸和田カンカンベイサイドモールという所でやった、ウエルカム2005コンサートに参加させていただきました。

障害を持つ人若い人たちの音楽グループが集まって演奏するイベントで、私は何度かご一緒させていただいている「シュワK」という手話コーラスグループの関係で呼んでいただいて、ギターの佐久間優くんと少しだけボサノバを歌ってきました。

彼はクラシック中心なのであんまり一緒にやることはないんですが、今回は無理を言ってご登場願いまして。やっぱりうまかったですな。お客さんもじっと聴いて下さって嬉しかったですー。ありがとうございました。

他にも面白かったのは、私達の後にやったトライアングルというバンドの人達でした。ほとんど障害者の人ばかりで、合いの手をいれるのがやっとの人もいれば、すごいしっかりリズムを刻んだり、リチャード・クレーダーマンをばーっと弾いてしかも、盛り上がった所で一瞬止まって拍手を要求するような芸達者な人もいて、楽しめたのでした。

手話も少し覚えたぞ。ありがとう、とか。英語もそうなんだけど、言葉って伝わると嬉しい。

でも手話というと音の聞こえない人のためのもので、空気を振るわせる音を出して伝える歌とは対局にあるように思っていたので、私や他の人たち歌っている横で違う言葉で同じ事を「歌って」いる人達を見るのは興味深かった。(全ての曲に手話通訳が付いていたので)音のない世界にいて、でもその他の感覚が研ぎすまされているかもしれない方達の世界に、少し想いを馳せたのでした。