アレクサンダーテクニック その2

二度目のアレクサンダーテクニック個人セッションに行く。神戸の立花にあるyangjahのお友達のアトリエにて。

今回もまずは立ったり座ったりして、重心のスムーズな移動から。

私は座っているときはいいけど、立っていると腰の筋肉が緊張しているらしく、これも首の前後の筋肉を丁度良くバランスがとれるようにすることで解けるとのこと。

今回先生に何度か頭をバランスのいい場所に持っていってもらっているうちに、首の前後の筋肉が同じぐらいに緩む丁度いい頭蓋骨の傾き加減が、手で支えなくても何となく解ってきた。

あと、壁に背をつけて、踵も壁につけたままひざを曲げ伸ばしする動きが、ちょうど左右のバランスがとれた正しい重心の動きとのことで、その重心移動の感覚を体に覚えさせた後歩くと、足がしっかり床に吸い付いているような感覚。なおかつ筋肉がいい具合に緩んでいるそうで、なんだか足の付け根が輪ゴムで留っていて、歩く度にびよーんびよーんと足ごと前に出る感じがする。

このことを伝えると、手足ももっと伸びたがってるけど筋肉が縮こまるとどうしてもかたくなってしまう、関節は柔らかく伸びている方が何をするにも楽なんだと教えていただきました。

しかも後で気付いたんだけど、最近新しく買った健康サンダルの左の土踏まずだけが、履いているとあたってすごく痛くて、一週間経っても痛いままだったのでもう捨てたろかと思っていたのに、痛くなくなりつつあります。これって左右バランスが悪かったのが、バランスが良くなりつつあるということ?

この後、横になって筋肉の緊張を緩めてもらいつつ、肩を押さえて肩甲骨あたりを緩めたり、足を引っ張っていい感じの場所に持っていってもらったり。

という感じでセッション終了。

で、立ち上がって歩いてみると、何かおかしい。何か違うと思いませんか、と言われてなんだろうなんだろう、と思って歩いているうち、あ!と気付きました。これって背が伸びたってこと?他の人は、セッションを受けた後伸びたよー、なんて言ってて半信半疑だったけど、まさかほんとに自分もそうなるとは!

しかも重心が定まっているので、歩き方がなんだか地面をしっかりつかんでいるような感じがして、自分では普段より下に沈んでいる気分なのに、視点はなんだかほんのちょっぴりではあるかもしれないけど上になっているのでよけいに不思議なのです。

アトリエの人と、セッション前の背の高さを測っとけば良かったねー、なんて言いあいつつ、いただいたしそジュース飲んで帰りました。

次にやるときは、壁に身長の印を付けておこう!

家に帰って発声したら、また面白い声が出ました。うーん、人間のからだって不思議。