Saigenji
なんか今週末に802のイベントに出るらしく、ヒロ寺平の番組で何曲かかかってた。なんかギターの感じがずっと頭に回ってたので、久しぶりに引っ張り出して聞いてみた。
ところどころリズムがアフリカっぽかったり、歌がラップだったり、ディレイの使い方がなんだかダブっぽかったりするやつもあるんだけど、基本ギターとパーカッションのブラジルっぽい音楽。*1
ギターがとにかくかっこ良くって、すごく透明な感じで、聞いていると体の中に透明な空間が広がる気がする。声も裏声とか駆使してなんだか切なくていい。
というか、なんだかすごく感動してちょっと泣いてしまいました。
これを手に入れたとき、いいと思ったけどそこまでは響かなかったのに。不思議だ。
思い当たるとしたら、その後に出会ったある人のおかげで自分ががばっと開いてしまって、その余波でいろんなものがまっすぐ入ってくるようになったことか。感じ方とかがかなり変わった気はしてたけど。
まあ変わったというよりは、いろいろむき出しになっちゃっておかげで感動とか苦しいとか楽しいとか嬉しいとか、というのがもろに感じられるようになっちゃったということなのかもしれん。原因のその人にはかなり感謝しているけど、おかげでそれをうまく伝えられないのが悲しかったりもするが。
しかしだいたい私の場合、自分でもあきれるぐらい感じ方だとか考え方がどんどん変わっていく。だから昔の日記を読んでいても、まるで知らない人みたいなんだけど、しかしここ半年ぐらいの変わり方はすごいかも。それまで5、6年停滞していただけに、まるで海かなんかにじゃぼーんと放り込まれたみたいな変化。
なんかその集大成としてパソコンメモリー全消去とか、携帯なくしたとかがあるのかとか思ってしまうぐらい...。(苦笑)
「いつか無くなるものを求めちゃいかんのだよ。無くなるものは、求めるためではなく、そいつで遊ぶために、この世にあるんだからな」(セフティ・マッチの金の言葉より)
だそうです。糸井重里さんのホームページほぼ日刊イトイ新聞にあるこの言葉を噛みしめつつ。
何もない方が身軽でらくちんだぜ。ふ。(やせがまん)
*1:あ、今考えるとDave Mathews Bandにかなり似てるかも。あれをすごくシンプルにしたってところか。