鞍馬山へ

vitamin222006-08-13

前から行きたいと思っていた鞍馬山に登る。

よく分からないがすごいところだった。

入り口の大きな杉の木がすごくて感動した。

お社があちこちにある。

転法輪堂の阿弥陀如来は、何故かお堂の中ですごく生々しい迫力で座っている。

至る所に、手を洗うお浄めの水と柄杓が置いてある。

光明神殿の奥に祀ってある天狗の像は、最初薄暗くて良く見えずに目だけが合って心底驚いた。

本殿金堂の地下の宝殿。上の暑さが嘘のようなじっとりとした涼しさ。薄暗く延々と壁全面の棚につぼが並ぶ中、ぐるぐると道順に進むと現れる奥の三体の仏像。ここは久しぶりに<こわいところ>だと思った。友達といたから我慢したけど、お腹がむずむずするし入ってすぐに、もう出た方がいいんじゃないかとさえ思った。

また外に出て上に登って行くにつれて、今度はわくわくでお腹と背中がむずむずする。なぜか分からずすごいすごいと思う。山を上がるほどに色んな虫がうごめいて、木がいっぱい生えていて生き物の気配がすごい。

てっぺんでは視界が開けて比叡山まで見渡せるなか、あまりにも気持ちいい風が下から吹き上げて来て一瞬我を忘れてぼーっとしてしまった。

雨の気配を感じて霊宝殿まで降りて来たところで大雨になり、畳の敷いてあった国宝のある広間で雨宿りの人達にまぎれてちゃっかりお昼寝(笑)

すごい歩き続けの一日。しかし、自分の中での印象がまとまっていないのでなんとも言えないが、ほんとにすごい所かもしれない。何もかもが生々しくて力強い感じ。お寺嫌いの私も圧倒されてそんな事を忘れていた。

義経があの中でほんとに毎日修行していたのなら、凄い事になってたのもそんなに不思議ではないかも、とすんなりと思わせるようなパワースポットだったのでした。japaちゃんありがとね。

この後さらに私達はどん欲にも、帰り道にある京都ではあまりにも有名な、本屋のけいぶん社で2時間近くウロウロし、元田中のとってもリーズナブルなのに絶品のメキシカン料理のお店でご飯をがっついて帰ったのでした。ガカモレとチップってどうしてあんなに美味しいのでしょう。今思い出してもよだれが…。

ああ〜、楽しかった。