『ヘヴィ・トーンの森』スギモトミワコ

奈良でよくお世話になっているレトロ雑貨屋の夜猫さんに行ったらやってた個展。

ロットリング?で白い紙にふたりのひとがひとつのハートに《溶け合って/閉じ込められて》いるイラスト達が展示されてある。
ちょっと目にはとてもロマンチックなんだけど、深読みしすぎなのか私はちょっと怖かった。
離れられない二人、祝福であり呪い。とうとう自分のパートナーと出会い、溶け合って《二度とはなれない/二度とはなれられない》ふたり。《幸せの絶頂/行き止まり》とか、いろんな相反するイメージがちらちらしたり。
なんだか心のどっかが落ち着かない。こんなのを描くスギモトさんも実は結構怖い人かも〜、とちょっと想像してみたりした。

もう終わっちゃったけど、2日しかやってなかったのに巡り会えてなかなかラッキー。

http://purety.jp/siomoto/index.html
って、サイトのギャラリー。やっぱり怖いじゃないですか…。